コラム1:働く職員のほっこりストーリー 「笑いの絆」
Written on 2024.05.24
働く職員のほっこりストーリー 「笑いの絆」
「あんなに、大笑いする母を、暫くぶりに見ました。本当にありがとうございます。」
こんなお言葉を利用者様のご家族からいただいたことがあります。しかも、少し涙ぐんでいらっしゃるようでした。
ある日、施設でのレクリエーションイベントが行われました。笑いをテーマにしたコメディショーが開催され、利用者様の80代女性が、劇中の一場面で大いに笑っていらっしゃいました。演者の明るいパフォーマンスにも魅了され、思わず職員も笑いに巻き込まれていたのですが、その姿を見た冒頭の女性のご家族は、施設の職員たちとお母様が見つめ合いながら笑う姿に、その「絆」を感じ取ってくださったそうです。
笑いは、心を明るくし、コミュニケーションを豊かにする力があります。ご家族が施設選びを考える際にも、施設の明るい雰囲気と温かな人間関係が大切な要素となるのだと改めて感じたエピソードです。
この笑いの一件を、私は「笑いの絆」として、よく部下の職員に話しています。
私のモットーでもあり、弊社のキャッチフレーズでもある、「みんなが笑顔になる介護の実現」をいつも胸に置いて働いています。これからも、利用者様と一緒にどんなことでも前向きに、笑いながら暮らしていけるように介護という仕事に、一意専心していきます。