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コラム7:新たなスタートと共に、絆が生まれる

Written on 2024.07.30

ENERGY

入社したばかりの女性職員から聞いた、辛かったけれどハッピーエンドにつながったエピソードをご紹介します。

入社初日、新たなスタートを切った女性職員Sさんは、不安と期待に胸を膨らませながら施設に足を踏み入れました。想像はしていたものの、実際の現場での仕事は予想外の難しさがあり、焦りと疲労感が彼女を襲いました。

ある日、Sさんは初めて担当する入居者の方との関わりに苦慮していました。入居者の方は初対面のSさんに対し、不機嫌な態度をとり、コミュニケーションがうまく取れませんでした。Sさんは自信を喪失しながらも、入居者の方の心に響く方法を模索しました。彼女は入居者の方の好きな音楽を探し、入居者の方がリラックスして過ごせるような環境を作りました。

すると、ある日の夕暮れ時、Sさんが入居者の部屋を訪れると、心地よい音楽が聞こえてきました。入居者の方は落ち着いた表情で、音楽に合わせて手を動かしていました。それは女性職員が提案した最新のJ POP音楽でした。

職員が現代の話題を伝えていくことで、Sさんは少しずつ他の入居者の方とのコミュニケーションを深めることができました。彼女は入居者の方に寄り添い、心をこめて接しました。その結果、入居者の方の態度も変化し、お互いに信頼関係が築かれていきました。

ハッピーエンドのお話とはいえ、介護の現場においては日々の努力と忍耐が欠かせません。しかし、絆が生まれる瞬間や笑顔を取り戻す瞬間を迎えることができれば、どんな困難も乗り越えられるのだとSさんは実感しました。これからもSさんは、入居者の方々との絆を深めるために努力し続け、介護の仕事に情熱を注いでいきます。そして、辛さや苦しさを乗り越えることで得られる、ハッピーエンドの瞬間を大切にしていこうと思いました。

介護の現場は決して簡単ではありませんが、その中で出会う人々との絆や成長を通じて、自分自身も豊かになることができるのです。私たち職員一同は、入居者の方々に笑顔を届けるために、日々取り組んでいます。

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